はじめに

「毎日通学するのは今の自分には難しい」
「でも、きちんと高校を卒業したい」
「自分のペースで学べる環境を探している」

そんな思いを持つ生徒・保護者の方に向けて、今回は千葉県に拠点を置く勇志国際高等学校 千葉学習センターをご紹介します。

進路の灯台では今回、勇志国際高等学校 千葉学習センターの四宮先生にお話を伺い、リアルな情報を取材しました。ぜひ学校選びの参考にしてください。


勇志国際高等学校 千葉学習センターはこんな学校

勇志国際高等学校は、熊本県に本校を置く広域通信制高校です。千葉学習センターは千葉エリアの生徒をサポートする拠点として機能しており、千葉エリアだけで410名(全体2,580名)が在籍しています。

在籍生徒の7〜8割が不登校経験者というデータが示す通り、「学校がしんどかった」という経験を持つ生徒が多く集まっている学校です。そんな生徒たちが自分らしく高校生活を送れるよう、学び方の選択肢を豊富に用意しているのが、この学校の大きな特徴です。


学校の強み|取材で見えてきたリアル

今回、勇志国際高等学校 千葉学習センターの四宮先生から、より詳しい学校の魅力を教えていただきました。

① 通学・ネット・メタバース・オンライン——学び方を自分で選べる

「他校と比べての強みは何ですか?」という問いに、四宮先生はこうお話してくださいました。

「生徒の状況に合わせて、通学・ネット・メタバース・オンラインなど複数の学び方を選択できるだけでなく、入学後も一人ひとりの変化に合わせて柔軟に対応できる点です。『入学して終わり』ではなく、生徒の成長や進路まで継続してサポートできることが、本校ならではの強みだと考えています。」

通信制高校の中には「ネット学習メイン」と「通学メイン」に分かれている学校も多いですが、勇志国際では入学後に学び方を変えることができるのが大きなポイントです。「最初は家から出られなかったけど、少しずつ登校できるようになった」という生徒にとって、この柔軟さは非常に心強いサポートになります。

② 不登校経験のある生徒が7〜8割

千葉学習センターに在籍する410名のうち、不登校経験のある生徒の割合は7〜8割にのぼります。

「不登校だった自分が高校でやっていけるだろうか」という不安を感じている生徒・保護者の方は多いと思いますが、同じような経験を持つ仲間が大勢いる環境は、それだけで大きな安心感につながります。「自分だけじゃない」という感覚が、新しい環境に踏み出す力になることを、現場経験者として何度も見てきました。

③ 不登校への具体的なサポート

不登校へのサポートについて伺うと、四宮先生はこう教えてくださいました。

「不登校経験のある生徒に対しては、まず本人の状況や希望を丁寧に確認し、無理なく学校生活を始められるようサポートしています。登校日数や学習方法についても、生徒の状態に合わせて柔軟に調整することが可能です。入学後は、担任を中心に、必要に応じて学年担当や関係する教職員とも情報を共有しながら、生徒の学校生活や学習状況を継続的に見守ります。登校が難しい時期には、オンライン学習や自習室なども活用し、段階的に学校とのつながりを持てるよう支援しています。」

「段階的に学校とのつながりを持てるよう」という表現が印象的です。「いきなり登校しなければ」というプレッシャーをかけず、それでも学校との関係を少しずつ築いていく——その姿勢が、7〜8割という高い不登校経験者の割合でも生徒が安定して学び続けられる理由のひとつだと感じます。

④ 「来てよかった」と感じる瞬間

「生徒が『来てよかった』と感じている場面はありますか?」という質問には、こんなエピソードを教えていただきました。

「入学当初は登校や人との関わりに不安を感じていた生徒が、少しずつ登校できるようになり、友人や先生との関わりが増えていく中で、『学校に来るのが楽しくなった』『ここに来てよかった』と話してくれることがあります。特に、行事や生徒同士の交流に参加したり、人前で話したりするなど、入学前には難しいと感じていたことに挑戦できたときに、本人の成長や『来てよかった』という実感につながっていると感じます。」

「入学前には難しいと感じていたことに挑戦できた」——この変化こそが、通信制高校での3年間の本当の価値だと思います。誰かと比べるのではなく、生徒一人ひとりの成長を見守ってくれる温かさを感じます。


教員経験者からひとこと

通信制高校・サポート校で長年勤務してきた経験から、勇志国際高等学校 千葉学習センターの印象をお伝えします。

学び方の選択肢が豊富で、しかも途中で変更できるというのは、生徒にとって非常に大きなメリットです。入学時点では「とにかく通いたくない」と思っていた生徒が、半年後には「少し顔を出してみようかな」と気持ちが変わるケースは珍しくありません。そのとき「通学という選択肢を後から選べる」環境があるかどうかは、大きな違いになります。

また、公認心理師・臨床心理士という専門資格を持つスタッフが在籍していることも、心強いポイントです。不登校や心理的な困難を抱える生徒に対して、担任だけでなく専門家の視点からもサポートが受けられるという体制は、保護者にとっても安心できる要素ではないでしょうか。


この学校に向いている人

向いている人

基本情報・学費

基本情報

項目内容
学校名勇志国際高等学校 千葉学習センター
在籍生徒数(千葉)410名(全体2,580名)
不登校経験者割合7〜8割
学び方通学・ネット・メタバース・オンライン(入学後の変更可)
転入・編入学期途中でも可能
担任面談基本年2回、必要に応じて追加実施
専門スタッフ公認心理師・臨床心理士在籍
紹介ページhttps://chiba.shinro-todai.jp/school/yushi-kokusai-chiba/

学費

就学支援金適用後の年間負担額の目安:

※オプションコース等により変動します。別途、入学金・教材費・健康診断費として約55,000円がかかります。就学支援金は、受給後の返金や次年度相殺ではなく、入学時の請求額からあらかじめ減額されています。

※就学支援金は世帯年収によって支給額が異なります。詳しくは学費・就学支援金の解説記事をご覧ください。


入学・転入について

新入学はもちろん、転入・編入も年度途中から可能です。「今すぐ環境を変えたい」という状況でも対応しています。

「どんな入学パターンが多いですか?」という質問に対して、四宮先生からは「新入学が多いが、年度途中での転編入学も一定数いる」とのお答えをいただきました。転入を考えている方も、まずは気軽に相談してみてください。


まとめ

学び方の選択肢が豊富で、今の自分の状況に合わせて始められる学校です。気になる方は、まずは資料請求や見学から始めてみてください。


関連記事


この記事は通信制高校・サポート校に長年勤務経験のある教員が、勇志国際高等学校 千葉学習センター 四宮先生への取材をもとに執筆しています。掲載情報は2026年9月時点のものです。最新情報は学校に直接ご確認ください。