「学校に行けなかった時期があって、また一から登校できるか不安」 「通信制は自分のペースで学べると聞くけれど、ちゃんとサポートしてもらえるのかな」 「銚子って遠いイメージがあるけど、どんな学校なんだろう」

こんな気持ちを抱えている生徒さんや保護者の方に向けて、この記事を書いています。

私は通信制高校・サポート校の教育現場で長年働いてきた経験を持ち、現在は千葉県の通信制高校を現場目線でリサーチしているサイト「進路の灯台」を運営しています。今回は、千葉科学大学附属高等学校の玉井副校長にお話を伺う機会をいただきました。

取材を終えて、一番心に残ったこと——それは「先生があたたかい学校だな」ということでした。


千葉科学大学附属高等学校とは

千葉県銚子市に位置する通信制課程の高校です。2022年4月に開校した比較的新しい学校で、学校法人大城学園(沖縄発祥)が運営しています。

学校のシンボルである校章は、銚子の犬吠埼灯台をモチーフにしています。「平和・協和・創造・奉仕」という4つの校訓を表す4本の黄色い光が灯台から放たれるデザインで、世界各国から若者が集まることへの願いが込められています。


取材で見えてきたこと

① 先生方が一人ひとりの生徒に親身に向き合う

玉井副校長のお話を伺っていて、何度も感じたことがありました。それは先生方が生徒のことを本当によく見ている、ということです。

「うちはとにかく先生と生徒の距離が近い学校です。スクーリングで登校してきた生徒に、ちゃんと声をかけられる。一人ひとりの顔と名前が一致している。そういう学校でいたいと思っています」

通信制高校の場合、登校機会がそもそも少ないため、先生との関係が希薄になりやすいという側面があります。しかしこの学校では、スクーリング(週1回の対面授業)や自習室での個別指導を通じて、日常的に先生とやりとりができる環境が整えられています。

教員経験者として感じたことを正直に言うと、こういった「顔が見える距離感」は生徒の安心感に直結します。特に不登校を経験した生徒にとって、「先生に気にかけてもらえている」という感覚は、登校を続けるうえで大きな支えになります。

② 登校が安定するようになった生徒が多数いる

不登校を経験した生徒さんが、入学後に安定して登校できるようになったケースが多いと伺いました。

その背景にあるのが、週1回のスクーリングというペースのゆるやかさと、9時20分スタートという朝の余裕です。「朝が辛い」「急に気持ちが変わりやすい」という生徒でも、無理なくリズムを作れるように設計されています。

また、スクーリング以外の平日は、学校内の自習室を自由に使うことができます。先生が常駐しており、わからない問題があればその場で個別指導を受けられます。「一人では勉強が続かない」という生徒にとって、学校という場所がいつでも開いているという安心感は大きいと思います。

③ 大学の施設を使いながら学べる、唯一無二の環境

千葉科学大学附属高等学校の大きな特徴のひとつが、千葉科学大学と同じキャンパスに位置していることです。

大学の図書館・実習室・食堂なども利用でき、高校生でありながら大学のスケールを感じながら過ごせます。さらに、高大連携授業として、千葉科学大学の理系科目やキャリア関連の授業を高校生が受けることも可能です。

「大学の施設の中で高校生活を送れる学校は、そうそうないですよね。知的な刺激がある環境というか、将来を意識しやすい場所なんです」と玉井副校長はおっしゃっていました。

卒業後に千葉科学大学への進学を希望する場合、推薦入試制度があり、入学金が全額免除される待遇もあります。大学進学を見据えている生徒にとっては、視野が広がる環境です。

④ 銚子ならではの「のびのびとした自然」の中で学べる

取材の中で印象的だったのが、学校周辺の環境の話でした。

銚子は太平洋に面し、犬吠埼灯台や利根川の大きな流れがある、ダイナミックな自然が広がる土地です。「校外学習」の時間には、銚子電鉄や銚子電力(洋上風力発電)など、地域の産業に触れる体験型の学びも取り入れられています。

都市部の通信制高校とは異なる、開放感のある学校生活。「空が広い」「海の音がする」——そんな環境の中で、毎週登校している生徒たちの姿が目に浮かびました。

先生からよく声をかけてもらえる、少人数で居心地がいい、銚子の自然の中でのびのびできる。そういう組み合わせが、この学校の空気感を作っているのかもしれません。


教員経験者のひとこと

通信制高校を何校も見てきた立場から正直に言うと、この学校は「先生と生徒の関係」を大切にしている学校だと感じました。

開校から数年という若い学校でありながら、先生方が一人ひとりの生徒を丁寧に見ようとしている姿勢は、取材を通じてはっきり伝わってきました。

学習面では、自習室の常駐指導や週1スクーリング、単位制で自分のペースを作れる仕組みが整っています。また、大学施設の利用や高大連携授業は、将来を考えるきっかけとしても機能します。

「また学校に行けるかな」と不安を持っている生徒さんに、選択肢として知っておいてほしい学校のひとつです。


こんな生徒に向いていると感じました


基本情報

項目内容
学校名千葉科学大学附属高等学校
設置法人学校法人大城学園
住所〒288-0025 千葉県銚子市潮見町3番
電話0479-30-4800
課程通信制課程・普通科(二期制・単位制)
スクーリング週1回(対面授業)
アクセスJR銚子駅バス⑥番のりば→千葉科学大学 本部前 停留所下車
制服任意(私服可)

学費の目安(2026年10月時点)

費用項目金額
入学検定料(入学試験料)10,000円
入学金50,000円
授業料(施設設備費含む・各学期)180,000円(年間360,000円)
教材費(各学期概算)10,000円
初年度納入金合計約410,000円

就学支援金制度(国の補助)を活用することで、授業料の一部〜ほぼ全額が支援されます。また、卒業後に千葉科学大学へ進学する場合は入学金が全額免除、授業料についても国公立大学並みの特別奨学生制度があります。

詳しくは学校に直接お問い合わせいただくか、資料請求でご確認ください。


まとめ

「先生が見ていてくれる」という安心感が、もう一度学校に向かう力になることがあります。この記事が、学校選びの参考になれば嬉しいです。

資料請求・見学については、学校に直接お問い合わせください。

→ 千葉科学大学附属高等学校の詳細はこちら


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この記事は、2026年10月に実施した玉井副校長へのインタビューをもとに執筆しています。掲載情報は取材時点のものです。学費・制度等の最新情報は必ず学校に直接ご確認ください。 取材・執筆:通信制高校・サポート校に長年勤務経験のある教員経験者(進路の灯台)


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